古民家再生  K邸  2014.2完成

 

 

     外観(リフォーム前)

 

ここの施主さんはもともと地元大館の人で、仕事の

関係で県外に行ってたため、しばらく空家状態になってましたが、この度、定年退職を機に再び大館に住むとの

ことで、築100年のこの住まいをリフォームすることにしました。






間取りを大きく変更するので(一部増築もあり)、構造材と

屋根だけ残し、床・壁・天井を解体しています。






リフォーム前はほとんど入っていなかった断熱材を

床下・壁・天井と密に吹き付けています。

これで冬は快適に暖かく過ごすことができます。

 

 

       外観(リフォーム後)

 

リフォーム完成後の外観です。

リフォーム前となるべく同じような外観にしてほしいとの施主さんからの要望を受けて、外壁を下見板張りの仕上げにしました。

 

 

 

 

 

 廊下

 

ここの住宅では、ほとんどの床板にムクの杉板を使用しています。

木目の美しさ、木の香り、ぬくもりがとても生かされています。

       居間

       (リフォーム前)

     居間(小上がり)

        (リフォーム後)



リフォーム前は天井が低く圧迫感がありましたが、天井を高くして開放感のある、                       癒しの風情のある空間に生まれ変わりました。

 

 

 

 

        サンルーム

 

天気の良い日はここから庭の景色を眺めると最高です。

       寝室1

        寝室2


これらの襖建具の模様は施主さんのほうで用意していただいた襖紙を使用して製作しました。

施主さんの強いこだわりがとても感じられます。